歯科医の専門は歯、というのが従来までのイメージでした。

確かに虫歯や歯周病などは、歯そのものの治療をします。しかし、今では歯科医に求められることはもっと広くなっています。例えば、歯周病が原因で動脈硬化が進んでしまうこともあります。糖尿病と歯周病はお互いに症状を悪化させ合います。こうなると、歯科医は成人病のことまで知る必要が出てきます。他にも、顎関節症は口腔に近い疾患ですが、これは体全身の骨格バランスまで影響しているケースもあります。

つまり、整体や整骨の分野とも切り離せない疾患ということです。また、歯ぎしりが原因で歯が欠けたり、虫歯になりやすくさせてしまうこともあります。歯ぎしりの原因はストレスであることが多く、こちらは心療内科や精神科の病状まで含んできます。このように見ていくと、歯科医がカバーしなければいけないことは体全体ということがわかります。最近では、歯だけではなく全身を診る全身歯科というのも登場しています。

それほど歯とは、体の他の部位に影響を与えやすいものなのです。口は食べ物が最初に通る場所でもあります。もし口のなかの環境が悪ければ、入ってくる食べ物が汚れて入ってきます。そうなれば、体にとって害を与えてしまう恐れもあります。実際、2011年の東日本大震災のときには、歯磨きが十分にできないで、不衛生な口腔環境によって誤嚥性肺炎が増加したというデータもあります。歯は体の健康と密接に関わっているのです。
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